川崎剣好会

川崎市立井田中学校剣道部OB稽古会or剣道部情報

古い胴のリメイク④

胴台をサンダーで均等に削っていきました。表面を削ると漆の粉になります。細かい粉末状の削りカスになりますが、慎重に集めて保管します。別な胴台を塗る際に、漆の粉末を利用してみようと思います。

表面を削って行くと、今まで見えなかった痛みが発覚する場合もあります。革が割れていたら修復は無理ですので、祈る気持ちで仕上げの削り作業に入ります。この胴台は割れや傷も無くしっかりした胴台であるのが分かりました。サンダーのシートは粗めから始めて、最後は番手の細かいシートに変えて仕上げます。徐々に革から透けて見える竹の部分が、綺麗な模様を描き出しました。仕上げ削り後は、水をしっかり絞った布で拭き上げます。信じられない程の綺麗な胴台に変身です。

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