春季剣道錬成大会

今日は平間中学校で川崎市中学校春季剣道錬成大会がありました。昨年までは川崎市新人戦大会でしたが今年から春の選抜大会予選のシード決めの参考試合で開催されました。午前中は女子団体から開始しました。当校は女子3人の為、常に崖っぷちの試合を続けてきています。今日は初戦に稲田中、西中原中の合同5人チームとの戦いでした。3人は普段通りの剣道が出来ました。常に先を取り引き出して打ち勝つパターンが出来たと思います。二回戦は宮前平中と戦い初戦同様に3人が諦めない気持ちを持ち勝つことが出来ました。相手を動かせたことで自分達の剣道が生かせたと思います。勝つことだけを目標にしてませんが攻め勝ち打ち勝つ心の強さを選手は実戦出来たと思います。準々決勝は中野島中との戦いで先鋒二本勝ち、中堅一本取られ二本返し、大将が引き分け。負けないが試合には負けてしまういつものパターンで敗退してしまいました。やり切った女子チームは爽やかな涙で嬉しかったです。

午後からは男子団体でした。初戦は臨港中に2-1、南生田中に5-0で準々決勝に勝ち上がりました。男子は7名の選手がレギュラーを争いながら毎試合を戦っています。今日も先鋒を入れ替えることもありましたがしっかり1、2回戦を勝ち上がりました。準々決勝では女子同様に中野島中との対戦でした。先鋒一本負け、次鋒引き分け、中堅二本勝ち、副将、一本負け、大将引き分けの僅差で敗れました。正々堂々と戦う姿はとても立派でした。必死に剣道に取り組むことを目標として今日の試合に臨みましたのでBest8はとりあえず合格だと思います。男子はほとんどが初心者の部員なのでまだまだ試合運びが上手くありませんが攻め勝ち、打ち勝つことの意味が分かってきたように感じました。一本取っても更に二本目を狙いに行く姿は日頃、正々堂々戦うことを目標にしていることが実戦出来たと思います。しばらく市内の公式戦はありませんが年末から今日までの課題を選抜予選までに取り組んでいきたいと思います。

私は久々に主審を2回戦やらせていただきましたが構えが出来ていない、左手の操作が出来ていない、真っ直ぐに打てないことが気になりました。指導時は是非、正しい構えを指導していただきたいと感じました。ただ、勝負強い剣道を川崎市の中学生が出来てきた印象もありました。熱心な川崎市の先生方の努力が結果を出すように思えます。閉会式で指示が無くても畳を片付けることの出来る川崎市の中学生は立派だと思います。他地区にはない姿勢は素晴らしいと思いました。今後の川崎市中学校剣道部の更なる活躍を期待しています。